施設の特徴
※ごみ処理の広域化に伴い、令和4年3月より、不燃ごみ・粗大ごみの処理を中止し、中継施設として使用しています。
2種類の高性能破砕機を採用

多くの優れた特徴を備えた、二軸式破砕機と高速回転式破砕機を採用しています。
ニ軸式破砕機は家具などのさまざまな粗大ごみを特殊形状の鋭利な破砕刃で破砕・減容します。
高速回転式破砕機は供給コンベアから送られてきた粗大ごみ・不燃ごみを高速で回転する大・小のハンマーによって破砕します。

有効資源を高度に回収

粗大ごみ・不燃ごみを破砕した後、磁選機やアルミ選別機によって鉄とアルミを効率よく回収します。

快適な作業環境を維持

● 防爆対策
防爆対策として、一時受入ホッパでの処理不適物除去装置による監視・除去、高速回転式破砕機は防爆装置を導入、二軸式破砕機による防爆対策など、さらに、作業ステージや通路、手すり、安全カバー、などさまざまな対策を施し、作業の安全と設備の保全に配慮しています。

2次公害対策にも十分な配慮

● 防塵対策
粉塵が発生する箇所はできる限り密閉構造として、粉塵の拡散を防止するとともに、サイクロン、バグフィルタを併用した集塵装置によって空気中の粉塵を取り除き、清浄な空気にして排気筒から大気中に排出します。

● 防振対策
破砕機は、独立した基礎部分を築いて建屋と切り離すとともに、多数の防振ゴムで支持し、周囲の設備に振動を伝えません。

● 防音対策
破砕機は、内壁に吸音材を施した鉄筋コンクリート造の建屋内に設置して、吸音・遮音をはかるなど、十分な防音対策を施しています。

● 防臭と汚水対策
臭気の発生する場所には、消臭剤噴霧装置を設け、施設から出る汚水にも適切な設備で対策を施し、外部に出ないようにしています。